不動産投資とは
不動産投資とは、収益を得るために不動産を購入・保有することです。
主な方法は賃貸物件の家賃収入と物件の売買差益です。
メリットには安定した収入や資産価値の上昇がありますが、空室リスクや価格変動のリスクも伴います。
不動産投資には市場調査、資金計画、物件購入、管理運営が必要です。長期的な資産形成手段として多くの人に選ばれています。
公務員でも合法に副業が可能
国家公務員法と地方公務員法によって、公務員は基本的に副業は禁止です。
しかし、不動産投資は条件付きで認められています。
小規模ならOK
「5棟10室未満かつ500万円未満」であれば、副業には該当しません。
上記の条件を満たす時に事業に該当する、と記載されています。
つまり、「5棟10室かつ500万円」以下の規模であれば副業にはなりません。
副業にならない例
- ワンルームを4部屋(年間家賃収入250万円)
- 9部屋のアパートを一棟(年間家賃収入499万円)
5棟10室未満になる前に売却したらセーフなので、意外とゆるいと言えます。
相続を受ける人がいるから、完全禁止にはできないということですね。
不動産投資が優れている理由
他人のお金で投資できる
不動産投資の大きな魅力の一つは、融資を活用できる点です。
銀行などから借入を行い、不動産を購入します。返済は毎月の家賃収入で行うことができます。
当たり前のように感じますが、これは大きな利点です。
例えば株式投資の場合はどうでしょう。「A社の株を買いたいので、お金を貸してください」と言っても、貸してくれる銀行はありません。
不動産投資では物件に価値があるので、銀行はお金を貸してくれます。
融資を引くことのメリット
融資でお金を借りて不動産投資を行うことは、多くのメリットがあります。
・レバレッジ効果
融資を受けることで、少ない自己資金で大きな投資が可能です。これにより、資産を増やすスピードが速くなります。
・キャッシュフローの拡大
融資を活用して複数の物件に投資することで、家賃収入を増やし、安定した収益を確保できます。
・インフレヘッジ
不動産はインフレに強い資産です。融資を受けて不動産を購入すると、インフレが進んでも物件の価値や家賃が上がるため、資産の価値が守られます。
・税制上のメリット
融資の利息や物件の管理費、修繕費などを経費として計上でき、節税効果があります。
・低金利環境の活用
現在の低金利を利用して融資を受けることで、毎月の返済額を抑え、収益を最大化できます。
・資産の拡大と多様化
融資を活用することで、複数の物件を購入し、リスクを分散させることができます。これにより、収益の安定性が増します。
公務員は融資が引きやすい
融資の条件は、物件の良し悪しで決まりますが、個人の属性でも決まります。
安定した収入がある人は、良い条件の融資が引きやすいのです。
そういった理由で、公務員は最強です。
銀行は安心してお金を貸してくれるのです。
失業リスクの低さが、ローンの条件に影響します。
不動産投資にも種類がある
ひとくちに不動産投資といっても、いくつか種類があります。
代表的なものをいくつか紹介します。
一棟(アパート・マンション)投資
一棟まるごと購入し、複数の部屋を一括で所有します。
上級者向けの方法ですね。
区分マンション投資
マンションの一部屋(区分)を購入します。
都心部で始める場合は候補になりますね。
戸建て投資
一戸建ての住宅を購入し、賃貸に出します。
地方在住の方はオススメです。
公務員が不動産投資をする際の注意点
公務員が不動産投資を行う上で、気を付ける点があります。
本業が第一
不動産投資に夢中になるばかりに、公務員としての本業を軽んじることは避けましょう。
公務員は職務に専念する義務があります。勤務時間中に不動産投資関連の業務を行うことは避けるべきです。
また、公務員の職務と個人的な不動産投資活動が利益相反になる場合があります。このような状況を避けるため、投資活動が職務に影響を及ぼさないよう注意が必要です。
インサイダー取引に注意
公務員は職務上知り得た非公開の情報を利用して不動産取引を行うことは厳しく禁止されています。これに違反すると、重い処罰が科される可能性があります。
また、公務員はその職務に関して信用失墜行為をしてはなりません。不動産投資がこのような行為とならないよう、倫理的な判断が求められます。
投資ではなく、事業として考える
不動産投資と一般的に呼ばれていますが、実態は「不動産賃貸経営」です。
経営者として事業を行うということであり、公務員の仕事とは全く異なるスキルが求められます。
意識を切り替えて取り組む必要があるでしょう。
まずは書籍で概要を掴もう
不動産投資のおすすめ書籍を紹介します。
不動産投資 1年目の教科書
初心者から経験者まですべての段階で差がつく!不動産投資 最強の教科書
まずはアパート一棟、買いなさい!
まずは本をざっと読んで、全体像を掴みたいですね。
コメント